大漁旗のリメイクで震災復興!ハンドメイドブランド「funade」|Chou Chou
こんにちは
東日本橋のライフスタイルショップ「Chou Chou(シュシュ)」
スタッフの後藤です
Chou Chouの一角には、色とりどりなアクセサリーが並んでいます
こちらのブランドは「funade」さん
宮城県に店舗を構え、使われなくなった大漁旗をリメイクして、さまざまなファッションアイテムへと生き返らせています
大漁旗といえば「大漁」という文字や、鯛の絵などがカラフルに描かれている、船に掲げる旗をイメージしますよね
こちらは船の看板、もしくは船の象徴となる存在で、1つとして同じデザインはありません!
また日本では、進水式(新しい船を初めて水につける式)のとき、安全と豊漁を願って、親戚や漁師仲間などから大漁旗が贈られる慣習があります
つまり、大切な人からのお祝いの証でもあるのです
このような大漁旗に着目して商品化しようと考えたのは、funadeの代表の田中鉄太郎さん
2009年に京都でアパレルブランド「OMUSUBI(オムスビ)」を立ち上げた経験を持ちます
そんな田中さんが「funade」を立ち上げたきっかけは、震災のボランティアとして宮城県石巻市を訪れたときのこと
被災地を歩いていると、ガレキの中で鮮やかな色をした大漁旗が目に留まったそうです
このとき、アパレルブランドを立ち上げてデザイナーとしても活躍していた田中さんは運命的な出会いだと感じ、すぐさま漁師さんに「大漁旗でものづくりをしたい」と伝えたそうです!!
すると、大勢の漁師さんからの協力があり、わずか数日で300近くの大漁旗が集まったのです
漁師さんたちにとっては、自分の船の象徴でもあり、大切な方々からいただいた大漁旗
その大事な大漁旗を、出会って間もない人に託したということは、田中さんの想いがそれほどまでに熱かったのではないかと思います
そして、
2012年3月、大漁旗ブランド「funade~結日丸~」立ち上げ
2013年5月、販売店「funade studio」をオープン
石巻が復興に向かって船を進める船出となるように願ってfunadeと命名し、結日丸(むすびまる)というブランド名で商品を販売しています
また田中さんの活動は、地域への貢献にも繋げています
使っている素材は、地元の漁師さんから譲り受けた大漁旗であり、そして、実際に製作するのも地元のお母さんたち
震災で職を失ってしまった方々に、新たな働き口もつくっているのです
今までに手掛けた商品は、バッグや帽子、ブレスレット、タイパンツに加え、スケートボードにまで及びます
大漁旗がさまざまなものに変化していますが、これからどのような商品が出てくるかも気になりますね
またChou Chouでも、2018年12月にfunadeさんとコラボさせていただき、当店にてワークショップを開催しました
担当者の川村さんから作りかたを直接教われることもあり、大盛況となりました
※ワークショップの様子はこちら
当店では、
・イヤリング
・ピアス
・ブレスレット
・カラビナ
・バック
などを取り揃えています
一つ一つ違ったデザインとなっていますので、ぜひ実際にお手にとっていただき、「いちばんのお気に入り!」と感じる一点をお選びいただければと思います
それでは、本日も読んでいただき、ありがとうございました
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